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スクリーンショット_おとなのけんか

おとなのけんか

トニー賞演劇部門で作品賞、演出賞、主演女優賞を受賞した舞台劇を、『戦場のピアニスト』のロマン・ポランスキー監督が映画化。ジョディ・フォスターとジョン・C・ライリー、ケイト・ウィンスレットとクリストフ・ワルツが2組の夫婦を演じている。

NYのブルックリンにて、11歳の子供同士のけんかの後始末をつけることになった二組の夫婦。なごやかに始まった話し合いは、無事に終わるかに思えたが、次第に緊迫した雰囲気に。そのうち、家同士のバトルになったかと思えば、今度は夫婦間の問題も噴出し、事態は収集不能の修羅場へと移り行く。傑作舞台劇をアカデミー賞スタッフ、キャストが映画化した作品。すさまじい舌戦、台詞の応酬に呆気にとられて大笑いするおとなのコメディー。

→公式サイト: http://www.otonanokenka.jp/site/

Wikipedia: http://ja.wikipedia.org/wiki/おとなのけんか

吉本の舞台劇を映画にしたらどうなるのだろうか。部屋の中だけでストーリーは進み、冒頭の子供が木の棒で別の子供を殴るシーンと、ラストの公園のシーン以外は、登場人物も4人だけ。何も映画にせずともよさそうなものだが、舞台劇と思ってみると実に面白かった。

一度は帰り支度をしてエレベータホールに行くが、別れ際に我慢していた気持ちを我慢しきれず、余分な一言がけんかを蒸し返し、

妻と妻がけんかをしたと思ったら、こんどは妻と夫の夫婦間のけんかに代わり、

男同士共感したかと思ったら、会話が電話で中断され、また家族のけんかに逆戻り。

大人気ない「おとなのけんか」は、いつ終わるのやら。。。

終わりのシーンがなんとなくあっけない気がしたけど、夫婦間の溝=男女の溝として捕らえると、なかなか含蓄のある会話がちりばめられている。夫婦と家族の微妙な関係を垣間見せるあたりに、年齢・経験をつんだ大人にしかわからない魅力を秘めた映画であった。

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